インタビュー
・プロフィールを教えてください。
根のシン:30歳を過ぎてから、ギター1本で路上ライブを始めました。退路を立つために仕事を全て辞めて、ホームレスになり、「音楽で飯を食っていけるか」という挑戦に本気で取り組もうとしたのが始まりですね。
そこから、路上ライブで日本一周をしたり、ワンマンライブを開催したり、YouTuberのジョーブログのジョーくんが当時主催していたインフルエンサー事務所「オン・ザ・ロード」に参加するなどの経緯を経て、今に至ります。
音楽そのもののルーツについては、幼少期にまで遡ります。幼い頃に児童施設を転々とする生活を送っており、その施設の中のひとつにギターを毎日1時間だけ貸し出してくれる場所がありました。
そこでギターを練習するうちに、ギターを通じてたくさんの友達ができ、皆が自分を囲んで一緒に歌ってくれたことがとても嬉しかったのが、音楽に魅了された原体験だと思います。
ジストニアを患った経験から「声が出なくなったら、自分に何ができるか」を考え、歌と向き合うために2年半休まずライブ配信を続ける
・現在のライバー活動に至った経緯を教えてください。
根のシン:2019年6月20日から、LINE LIVEでライブ配信を始めました。その当時、ジストニア(※身体の一部が思うように動かせなくなったり、意図せずに動いてしまったりする難病)という病気にかかり、声が思うように出せない期間があったんです。
「もしも自分から、歌がなくなってしまったら、どうやって生きていこうか」と思い悩んでいる時に、「歌と向き合うために、毎日ライブ配信をします!」という目標を決めて、LINE LIVEを今日まで休まずに続けています(※2021年10月時点で2年半以上の連続配信)。
そのような活動を個人的に続けている最中に、RISEの社長から直にスカウトをもらい、LSPに参加することになりました。
・LINE LIVEでの活動には、どのような魅力がありますか?
根のシン:僕にとって、ライブ配信というのは路上ライブの延長線にある自己表現の場所だと思っています。
路上ライブでは、自分のことを全く知らない人たちに向けて、歌を歌って何人が立ち止まってくれるかが勝負となります。そして、自分の歌に価値を感じた人たちが、投げ銭をしてくれます。この仕組みが、LINE LIVEのライブ配信と全く一緒なんです。
リアルで行う路上ライブのように、インターネット上でたくさんの人たちと繋がることができるのが、LINE LIVEのライブ配信の魅力です。
・数多くあるライブ配信のプラットフォームの中で、LINE LIVEを選んだ理由は何ですか?
根のシン:他のライブ配信アプリを試してみた時期もありましたが、LINE LIVEは他のライブ配信プラットフォームと比べて、使い方がシンプルでわかりやすいのが良いと思いました。
また、LINE LIVEでは活躍しているミュージシャンのジャンルは豊富で、さまざまなアーティストが発信をしている点に刺激を受けました。リスナーさんの年齢層も幅広くて、お子様から若者たち、上の年齢だと80代の方までいらっしゃいます。
それにLINEといえば、リスナーさん自身が普段から使い慣れているコミュニケーションツールでもありますし、プラットフォームの運営元に広い知名度がある点もメリットだと感じていますね。
「武道館ワンマンライブへの道!」という大きな挑戦のテーマを掲げ、格好つけることなくリスナーさんとありのままの姿で向き合う
・LINE LIVEでは、どのような内容のライブ配信をされていますか?
根のシン:「武道館ワンマンライブへの道!」という大きな挑戦のテーマを掲げて、リスナーさんからリクエスト曲を聞いてその場で歌う弾き語りを行っています。
その他、リスナーさんが投げてくれたアイテム毎にオリジナルのリアクションを行ったり、ライブ感を大切にしたトークを行ったりするなどの内容を生配信しています。
とにかく、下手に格好つけることなく、時にはどっと笑いが起こるような、はちゃめちゃな配信をすることも心がけています。ライブ配信中に身の回りにあるものは全てネタにする自信があります(笑)。
・印象に残っているイベントやエピソードなどを教えてください。
根のシン:YouTuberのラファエルさんとのコラボレーションを賭けたイベントの最終枠が、とても印象に残っています。
この最終枠では、マラソン10kmをライブ配信しながら完走しました。その時、リスナーさんと一緒に目標に向かって挑戦することの一体感を共有できた喜びは今でも忘れられません。
イベントそのものも、ラファエルさんとのコラボレーションということもあり、強豪揃いのライバーさんが集まる中で見事にコラボ権利を獲得できたことには、大きな達成感を得ることができました。
最近では、路上ライブの投げ銭だけで47都道府県を回る「投げ銭だけで日本一周を達成しました。約4ヶ月間のロングランのライブ配信で、合計1,000万を超えるポイントをいただき、リスナーの皆様には本当に感謝しています。
・マネージャーとの印象に残っているエピソードなどはありますか?
根のシン:「こういうイベントが根のシンさんには合うのではないか」と、マネージャーさんが僕自身の得意分野などを考慮して、参加すべきイベントを細やかに選定してくれることにいつも感謝しています。
また、イベントに優勝した際の特典を得るためには送信フォームを送る必要などもあり、そのような基本的なことを取りこぼさないように気配りをしてくれることもありがたいです。
ライブ配信に集中していると、そうした細かい作業を見逃しがちになってしまうことも多々あるので、事務的なオペレーションなどをフォローしてもらえるのは大きな安心感があります。
ライブ配信で印象に残るシーンを切り取ってアーカイブに残してくれるなど、RISEのマネージャーさんはライバーの痒いところに手が届くサポートをたくさんしてくれますよ。
投げ銭にこだわり続ける理由は、自分自身の価値をお客様に自由に決めてほしいから。ライブ配信と投げ銭ライブには共通点がある
・ライブ配信以外ではどのような活動を行なっていますか?
根のシン:2021年8月20日になんばhatchでのワンマンライブを成功させることができました。YouTubeでの活動も、登録者数14万人を超えることができ、LINE LIVEでのライブ配信と並行して、その他のSNSでの発信も同時に続けています。
根のシンのファンクラブもおかげさまで3年目を迎えて700人を超えることができ、これから更に多くの方に歌を届けるために努力していきたいと考えています。
さらに現在は、路上ライブからステージライブへ活動の舞台を移して「入場料無料!投げ銭だけでライブハウスツアー」を2021年末に成功させるために、活動を行っているところです。
・投げ銭にこだわる理由を教えてください。
根のシン:たとえば、投げ銭ではなくて普通のステージライブを行うとしたら、「1公演で数千円」といった一律の金額を入場料にするのが普通ですよね。でも、それって自分の価値を一律で決めてしまうことにもなるのではないかと感じるんです。
もしかしたら、1公演に対して数千円の価値以上の価値がある、と感じてくれる人もいるかもしれない。けれど、入場料をこちらで決めてしまったら、お客様自身が自分で価値を選ぶ権利を奪ってしまうことにもつながると思うんです。
だからこそ、あえて入場料は無料に設定して、投げ銭をしてもらうという形式を取りたいと考えています。「どうぞ、根のシンのライブの価値を、あなたが決めてください!」ということです。
投げ銭という信頼を得て、それが結果的にお金という数字になって返ってくるという仕組みは、LINE LIVEにも共通するところだと思います。そして、僕はお客様に決めていただいた価値に全力で応えるために、パフォーマンスをこれからも続け、価値を還元していきます。
2023年に武道館ライブを実現したい。いつ死ぬかわからないからこそ、今しかない、やりたいこと、好きなこと、挑戦したいことをやる
・今後叶えたい将来の夢を教えてください。
根のシン:2023年には武道館のライブを開催したいという夢があります。
この挑戦では、日本武道館を予約すること自体がなかなか難しいという現実とも対峙しなければなりません。向こう2年くらいは武道館のスケジュールはすでに埋まっているんです。
また、日本武道館は国営なので、基本的に個人には貸してくれません。そのため、根のシンを法人化する取り組みも行っていく必要があります。そういった準備を含めて、今は挑戦を続けているところですね。
僕はいつも「いつ死ぬかわからない、だから、今しかない」という想いを持って生きています。
なので、基本的には遠い未来の目標を考えることはあまりなく、半年くらいの直近のスパンで何ができるかをいつも考えています。2023年の武道館ライブの夢は、今、唯一掲げている数年先の目標のひとつです。
・これからLINE LIVEのライバーとして、ミュージシャンとして成功したいと考えている方々にメッセージをお願いします。
根のシン:人生は、好きなこと、わくわくすること、挑戦したいことを見つけるための旅のようなものだと思っています。
なので、これからミュージシャンとしてLINE LIVEで活動をしようと考えている方には、ぜひとも「自分の好きなことをやる」ということにこだわってみてほしいです。
もしも、何かやりたくないことを我慢しなくてはならないような環境があるならば、そのような場所からは、すぐに離れても良いと思います。そして、自分らしく生きていくためにできることに、真摯に挑戦していってほしいと心から思います。
僕はLINE LIVEをいろいろな人に勧めているのですが、LINE LIVEはとにかく、片手間でも、三日坊主でも良いので、まずは何かを発信してみるなら最適なプラットフォームです。
ライブ配信は、ひとりでやるものではなく、リスナーさんからのリアクションがあって成り立つ双方向のコミュニケーションです。だからこそ、そこでしか味わえない感情の起伏や、リスナーさんとの一体感があります。一度ライブ配信を始めてみれば、その底知れない魅力を体感することができると思いますよ!
細かいことはRISEのマネージャーさんが丁寧にフォローしてくれますから、ライブ配信に興味がある方は、挑戦する前からあれこれと悩まずに、まずは気軽に始めてみてください。
▼根のシン SNS
【youtube】
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【Instagram】
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